Life with reptiles!!

爬虫類との暮らし

今年も

もう12月30日だなんて、あっという間に今年も終わりです。今年は11月を除いて毎月更新できました。私生活の方に変化があり、これまでとは違った生活リズムに戸惑うこともしばしば。その中で生体を落としてしまうことも数々。

今年始めたセネガルカメレオンは結局雷ちゃんのみしか生かしてあげられず、思った以上に気を使う種類であることを実感しました。何分ストレスに弱い。めちゃくちゃ弱い。ちょっとしたことで食べなくなるし、飲まなくなる。弱ってしまったときに体調を戻してやれない自分の飼育技術の低さに落胆する日々。極め付けは、卵を取れたものの、相当な難産となり、2〜3週間食べられず、途中でレオパドライのアシストや栄養剤添加水を与えるなどのサポートはしたものの、卵を産んで数日後には亡くなってしまったリリちゃん。そしてその卵さえカビてきてしまうという悲劇に落ち込んでいます。
せめて雷ちゃんだけでも長生きさせたいと日々考えるのですが、こやつもこやつで癖が強い。コオロギ嫌いでミルワームが好きなのでなかなか大きくならない。そのせいで消化に負担がかかっているのか糞詰まりを起こしているようです。温浴させたり、乳酸菌粉末を溶かした水を飲ませたり色々やっていますがなかなか出てこない。

飼育してみてわかったことは、気難しく一度調子を崩すと身体が小さいためか急激に弱ってしまう。動物病院の先生曰く解剖したセネガルカメレオンの中は内蔵までびっしり寄生虫がいたとのこと。そのため調子を落とすと寄生虫の力が勝りパワーバランスが崩れておかしくなってしまうそう。駆虫に関しては身体小さいこともあり全駆除はできないとのこと。健康な個体であっても駆虫によるストレスで死んでしまうこともあるそう。海外サイトでも寄生虫が原因で死んでしまうことが多いとの記事もあり。
繁殖期のオスはベースカラーが茶色っぽくなり、メス妊娠すると黄色の水玉模様が出る。水玉模様に関しては常時というより、オスを見せると拒絶の意味で出していたっぽい。人間に対しては自分から手に乗ってきたり、掌の上で餌を食べるなど温厚な面を持っているが、同種に対しては攻撃的な一面を持っているようで単独飼育が望ましいと考えられる。
こんなところでしょうか。飼育してみてわかったことは多いですが、それで落としてしまっては意味がないです。辛い。

次にヤドクガエル。
ミイロヤドクのオタマジャクシを頂ける予定だったのですが、コロナもありなかなかご本人と会えず、私が我慢できなくなってしまったときに購入チャンスが巡ってきたので、マダラヤドクガエル グリーンを5匹まとめて購入。繁殖を見据えての大人買いです。約1年間想いを暖め続けた上での購入でしたが、想像以上に楽しく飼育しております。パルダリウムを作成することは小さな惑星を生み出しているようでワクワクします。中には上手く定着せずに枯れてしまった葉もありましたが、大方上手くいったようで自浄作用も働いているのか全く嫌な臭いはしません。植物の成長も著しくカエルさんの糞が肥料になっているようです。
普段のご飯はトリニドショウジョウバエ、時々コオロギにしています。コオロギはやはり美味しいのか食べるスピードが早い気がします。失敗ではないのですが、カエルさんが過ごしやすい環境を作ったため、カエルさんの姿が見られずヤキモキします。先日あまりにも心配になってしまい。少し中を見てみたらちゃんと5匹いたので安心しました。あとはコロニー内にオスがいることを願うのみ。5匹購入して全部メスだったらちょっと泣きますね。可愛いから許すけどさ。

初めてのメタハラ。
なかなかのお値段でしたが、購入してよかったと思っています。最初はかなり眩しかったのか、なかなかバスキングしなかったのですが、数日後にはテラピンズが気持ちよさそうに長時間バスキングするシーンを観察できました。
メタハラの効果を実感したのは、来た時から脱皮不全のよもぎの甲からがどんどん剥がれてきたこと。まだまだ残っていますが当初よりだいぶ綺麗に!メタハラなし時代は、甲羅が剥けると膿んでいることもあったのですが、メタハラ設置後に甲羅が剥がれると膿んでいるようなことはなく殺菌効果の高さを感じました。また、ミザリーの甲羅も綺麗に剥けてきていたり、脱皮不全気味ののりこの甲羅もちょくちょく薄皮が剥がれていたりといい感じです。
最強なのは太陽光ですが、室内飼育にはメタハラですね。今後も使っていきたい用品です。


こんなブログでも毎日アクセスがあり、読んでくださる方がいるのでダメな飼育記録も残せる次第です。同じ失敗をする人がいなくなったら嬉しいなという思いからダメな記録も書くようにしています。書いている時は結構辛いです。お腹が痛くなったり、汗が垂れてきたりと精神を削りながら綴ることも……。もちろんそんな記録が全部読まれていることはないのでしょうけど、私が飼育したことがある種類を初めて飼ってみたいと思った方が、偶然にもこのブログに辿り着くことがあるかもしれないと、思いながら書いています。
私自身気になる種類(特にマイナーな種類)などを調べるときに個人ブログがとても参考になるからです。それが全てではないけど、経験者の記録ってすごく重要なんです。めちゃめちゃ参考になるので生きている間は書き続けてほしいと思うのですが、更新が止まっているブログは少なくないです。なのでぼちぼちですが、更新を止めないように今後も頑張っていきます。

来年も良い一年日なりますように。
皆様の一年がすばらしいものになりますように。
良いお年を!


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